【豆知識】
賃貸でのフローリング剥がれは原状回復が必要！費用はどれくらいかかるの？
毎日生活していると、フローリングを傷つけてしまったり、汚してしまったりすることもあるでしょう。
賃貸の場合は、部屋を退去するときに原状回復する義務があるので、費用がかかってしまうかもしれません。
そこで今回は賃貸にお住まいの方や住むことを検討されている方に向けて、フローリング剥がれしてしまったときの費用負担などをご紹介します。
賃貸でフローリング剥がれしてしまったときに必要な「原状回復」とは？
賃貸物件の借主には、退去時に部屋を原状回復する義務があります。
原状回復とは、部屋を借りた当初の状態に戻すことです。
生活するうえで自然に起きた摩耗や経年劣化などは対象外ですが、それ以上の損傷は過失であっても借主の負担で修繕しなくてはいけません。
フローリングで修繕の対象になる具体的な例は、「食べ物や飲み物をこぼしてできたシミ」「家具の移動や物を落としてしまったときについた傷」などです。
修繕費用は入居する際に支払った敷金から差し引かれ、足りない場合は追加の支払いが発生することもあります。
意識していれば防げるものもありますから、なるべく費用をかけないためにも、普段から気をつけて生活するように心がけましょう。
賃貸でフローリング剥がれしてしまった！原状回復の費用負担はどのくらい？
できるだけ気をつけていても、フローリング剥がれや床を傷つけてしまうことはあります。
その場合、修繕するための費用負担とは、どのくらいなのでしょうか。
一般的に、6畳のフローリングの張り替えには10～15万円かかるといわれています。
もっと広い範囲になると、敷金だけでは足りなくなってしまうかもしれません。
だからといって、自分の判断だけで直すことはやめましょう。
うまく直せなかった場合、修繕費がよけいにかかってしまう可能性があるからです。
また、家具を置いてできたへこみは通常なら大家さんの負担ですが、自分で直そうとしてうまくできないと、その失敗を直すところから費用がかかってしまいます。
大家さんが納得する形で修繕することになるので、自分で安い業者に依頼できません。
ですから自分だけで直そうとせず、まずは大家さんや管理会社へ相談することが大切です。
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