賃貸物件を借りるには、最低限注意しておきたいことがいくつかあります。
まずは借り物であることを十分に理解して設備や部屋をきちんと丁寧に使用することです。
とくに部屋全体に敷いてあるフローリングについては掃除を怠ると環境次第ではカビが発生してしまいます。
過失が原因で修繕が必要な場合、退去費用も請求されることもありますので、注意してください。
賃貸物件のフローリングにカビが生えた際の掃除方法
まずはじめに賃貸物件のフローリングにカビが生えたときの掃除方法について解説していきます。
窓を開けて必ず換気をおこなう
カビは暗くてじめじめした環境を好みます。
窓を閉めっぱなしにしていると、空気のとおりが悪くなるため発生しやすい環境になります。
掃除をしていく際も必ず窓を開けて実施するようにしてください。
中性洗剤での水拭きをする
カビを浮き上がらせるために効果的なのは中性洗剤です。
フローリングから除去する手順として、まずはカビをとるところから始めてください。
同時に水拭きをすると効果が上がります。
除去にはエタノールスプレー
市販のエタノールスプレーやアルコールスプレーを水拭き後に吹き付け、乾拭きをするだけできれいになります。
少量のカビでも発生すればすぐに広がってしまうので、こまめにチェックしておくようにしてください。
賃貸物件のフローリングにカビが生えた際の退去費用について
次に、万一カビが生えてしまった際に請求される退去費用について解説していきます。
自分でわざと汚していない場合は請求対象外となる
自分で意図的に汚さない限り、退去費用は必要ありません。
住む前から付着していた場合や、発生させないように換気や対策を十分に実施していたのであれば問題ありません。
原状回復義務について
入居する際に敷金というものを払っていると思います。
このお金は、万一借りている部屋に不具合が出た場合の修繕費用として使われます。
何事も無ければ、全く使われずに全額返ってくるので入居中は大切に部屋を使うようにしましょう。
また、退去時も汚れを残さないようにきちんと掃除をしてから出ていくことは礼儀です。
最低限のマナーは守って住むようにしてください。
まとめ
賃貸物件に住むということは、普段の使い方にも十分に注意しておかなければなりません。
環境次第ではカビが発生しやすい状況を作り出してしまうので、こまめな換気や掃除が欠かせません。
常に部屋をきれいに掃除しておくと、健康的にもメリットがありますのでぜひ実践してください。
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