賃貸物件に住んでみると、利用していて意外と不便に感じることの多い設備があります。
その代表的なものが「サンルーム」「ロフト」「室外洗濯機」の3つの設備です。
そこで今回は、これら3つの設備について、意外と不便に感じる点やメリットをご紹介します。
賃貸物件の不便な設備①サンルーム
サンルームとは、壁や天井の部分にガラスなどの透明な素材を用い、太陽光が効率的に入る部屋を指します。
ガラスを多く使っているため外気の影響を受けやすく、夏は暑く冬は寒い傾向が強くなります。
ほぼ全面がガラスなので掃除も意外と大変です。
遮熱効果の高いカーテンなどで冷暖房を工夫したり、生活する部屋との境を断熱したりすることによって、快適な環境を保てるでしょう。
また、1年をとおして天気の影響を受けることなく洗濯物を室内に干せるため、花粉や虫が付かないのは大きなメリットです。
サンルームでは植物も育ちやすいので、春や秋には花に囲まれてティータイムを楽しめますよ。
賃貸物件の不便な設備②ロフト
ロフトとは、床と天井の間にもう１段床を設けて、部屋の一部を2層にした上部空間のことです。
賃貸物件のロフトの仕様はさまざまで、中腰で歩ける高さのものもあれば、大人が立てるほどの高さがあるケースもあります。
ただし、ロフトのある部屋は通常よりも天井が高いため、室内空間が広い分、エアコンの効率が悪くなる傾向があります。
ロフトをベッドとして使っている場合、仕様によっては夏はロフト部分が暑いかもしれません。
「階段の上り下りが面倒で使わなくなった」という方も多いのですが、ロフトがあることによってスペース広くなり、使い分けができるのは魅力です。
ベッドルームとしてだけでなく、収納スペースやプライベートスペースとして、さまざまな使い道があるのは大きなメリットです。
賃貸物件の不便な設備③室外洗濯機
家賃が安い賃貸物件をお探しなら、室外洗濯機タイプを選ぶのもおすすめです。
室外洗濯機の置き場所はベランダになっている物件が多く、水道と排水口、電源が設置されています。
洗濯機を外に置くため、雨風の影響を受けやすく傷みやすい点がデメリットといえるでしょう。
また、洗濯する際は外に出ての作業となり、暑さや寒さの厳しいときは億劫になるかもしれません。
しかし、排水口が外にあるため水漏れの心配がなく、室内にいれば音も気にならないため、気兼ねなく使えます。
洗濯機カバーをかけておくことで、傷みやすさも軽減できるので、室外洗濯機タイプで相場よりも安い物件を見つけたら 選択肢に入れておくと良いかもしれません。
まとめ
賃貸物件にあったら不便かもしれない設備について解説しました。
それぞれデメリットはありますが、工夫次第で便利に使うことができるものばかりです。
ただし、人によっては不便さを強く感じる場合があるので、内覧時によく確認しておくことをおすすめします。
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