一人暮らし用の賃貸物件は、お部屋の造りがコンパクトですし、最近では専有面積が10㎡以下の狭小物件も多く、冷蔵庫を置けるスペースが限られています。
また、食欲には差がありますし、食事は外食派という方もおり、人それぞれ食生活は異なるものです。
そこで今回の記事では、一人暮らしをする学生さんのためにライフスタイルにピッタリ合う冷蔵庫のサイズや、選び方のポイントについて解説します。
一人暮らし用の賃貸物件にピッタリな冷蔵庫のサイズとは
一人暮らし用の冷蔵庫と言っても、容量が100ℓ以下のコンパクトなものから200ℓ以上の大型タイプまでサイズにばらつきが見られます。
また、部屋の間取りによっても、冷蔵庫を設置できるスペースが変わってくるので、場合によっては200ℓ以上の大型のものを置きたくても、置けない可能性もあります。
そのため、賃貸物件へ引っ越す際には家電を置く場所を測定してから、冷蔵庫を購入しましょう。
自炊派と外食派でも冷蔵庫の容量が変わる
一人暮らしをはじめる学生さんのなかには、学業に支障を及ぼさない範囲でできる限り自炊をして、親子さんの経済的な負担を減らしたいと考えている方も多いでしょう。
自炊をしようと考えているならば、まとめ買いをした食材や、多めに作った食事を冷蔵庫や冷凍庫にストックしておくと、食費を上手に節約できます。
このような自炊派の方は、たくさん食料品を収納できる冷凍と冷蔵の両方の機能が充実している、150ℓ以上の容量のものを選ぶと良いでしょう。
特に、冷凍庫のスペースが広い機種のほうが、より多くの食料品を保存できるのでおすすめです。
一方で、コンビニのお弁当などで食事をほぼ済ませる外食派の方には、100ℓ以下の小さな容量のものが最適です。
ペットボトルや調味料、ちょっとした食料品を保存できる、製氷機能が付いた小容量の冷蔵庫で十分に生活できるでしょう。
一人暮らし用の冷蔵庫を失敗せずに選ぶポイントとは
賃貸物件で一人暮らしをはじめるために冷蔵庫を購入する場合の、注意すべきポイントは以下の2つです。
扉の開閉方向
単身世帯向けの製品の多くが、「左開き」または「右開き」の片開きですので、右利きか、左利きかによっても使い勝手が変わります。
また、部屋の間取りによっては扉が壁に当たってしまい、開閉が制限されてしまう可能性も考えられます。
霜取りの要らない機種を選ぶ
単身世帯向けの低価格な冷蔵庫は、自動で霜を取り除ける機能が付いていない機種が多いので、「自動除霜機能付きの開冷式（ファン式）」を選ぶこともポイントです。
また、部屋が狭い一人暮らし用の賃貸物件は、冷蔵庫の音が予想以上に響きやすいので、静音設計の機種を選びましょう。
まとめ
単身世帯向けの賃貸物件は間取りが狭いので、冷蔵庫を設置する前に置き場所を決めて、スペースの縦幅と横幅、さらに奥行きと高さまで測定しましょう。
また、見落としがちですが、1年を通して24時間電気を消耗する家電ですから、消費電力にもこだわって、自分のライフスタイルに合った製品を選びましょう。
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