浴室乾燥機は、室内でも洗濯物を気持ちよく乾かすことができるので、とても便利です。
乾燥のほかにもさまざまな機能が付いていますから、上手に使うと快適な生活が送れるでしょう。
今回は浴室乾燥機のメリットと、デメリットや注意点についてもご紹介します。
浴室乾燥機のメリットとは?雨の日も気にせず洗濯物が干せて便利!
浴室乾燥機の主な機能とは、「乾燥」「換気」「暖房」「送風」の4つで、それぞれ便利に使えます。
なかでも乾燥機能は、雨の日でも室内で洗濯物を乾かせるので、利便性が高い機能でしょう。
花粉症の方は花粉の季節に重宝しますし、外に干したくない洗濯物があるときにも役立ちます。
部屋干しだと生乾きのにおいが気になることもありますが、浴室乾燥機を使えばそのような心配もありません。
さらに浴室の中も乾燥できるので、カビの発生を防止できることもメリットです。
カビ予防なら、換気機能も効果があります。
24時間換気機能なら、カビ予防に加え、シックハウス症候群対策もできます。
シックハウス症候群とは、建材などの化学物質による空気汚染によって、健康に影響が出てしまうことです。
24時間換気機能は、住宅内と外の空気を常時入れ替えられるため、発症を抑える効果があります。
そして暖房や送風は、冬や夏でも快適に入浴できるうれしい機能です。
暖房は冬場のヒートショックを防ぐこともできるので、積極的に利用するとよいでしょう。
浴室乾燥機のデメリットとは?上手に工夫すれば改善可能!
では、浴室乾燥機のデメリットとは、どのような点でしょうか。
まず、乾燥機能だけで洗濯物を乾かそうとすると、時間と電気代がかかってしまうことです。
1時間使うとかかる電気代は30~50円で、完全に乾くまでには4時間ほどかかるため、1回につき120円~200円かかると考えられます。
洗濯乾燥機の場合は2~3時間で乾燥でき、1回の電気代はドラム式で50円ほど、縦型でも100円以下に収まります。
それぞれの機種にもよりますが、使う頻度が高い場合は、洗濯乾燥機のほうが経済的だといえるでしょう。
ただし使い方を工夫すれば、いくらか改善できます。
たとえば、換気機能である程度乾かしてから、乾燥機能を使う方法。
換気は乾燥に比べて電気代がかかりませんから、併用すると費用を節約できます。
部屋干しで乾かないものだけ浴室乾燥機を使う方法も、使用時間を減らせますから試してみましょう。
また浴室乾燥機は、フィルターが汚れていると機能が落ちてしまうため、こまめな掃除が必要です。
手間に感じるかもしれませんが、24時間換気機能を使っているとカビを防ぐことができるので、カビ掃除の手間は少なくなると考えられるでしょう。